優木せつ菜のn面性

虹ヶ咲のキャラクターは二面性があります。

 

外見で分かりやすい例を挙げると瑠奈ちゃんボートを付けた天王寺瑠奈とボードを付けていない(素顔の)天王寺瑠奈です。

内面で二面性を感じられるキャラクターだとアニガサキ1期8話で活躍した桜坂しずくの俗に言う「黒しずく」と「白しずく」が思い浮かびます。(ちなみにこの話の「しずくモノクローム」というタイトルがエレガントすぎて、しずかすが尊すぎて、今すぐ大好きを叫びたいのですが、これはまた別の機会に。。。)

他のキャラクターには二面性に富んでおり、それらに着目してアニガサキ等を鑑賞するのもまた乙でしょう。

そして、二面性といえばそれを顕著に表しているキャラが虹ヶ咲にはいますよね。そう、我らがヒーロー・優木せつ菜です。

 

彼女は髪型や眼鏡などの外見はもちろん名前まで使い分けており、その二面性を徹底して作り上げています。

一つの面は神出鬼没 伝説のスクールアイドル・優木せつ菜、もう一つの面は虹ヶ咲の生徒会長・中川菜々、そして、アニガサキ2期6話にてカミングアウトするまで彼女が同一人物であることは同好会を除いて殆ど知られていません。

 

まさに物語の主人公とでもいうにふさわしい属性ですね。その二面のどちらを見ても華の活躍しかしてないですね。普段の日常では真面目な服装で本名を名乗り、Twitterやライブ会場ではハンドルネームを名乗ってフルグラを着てバカやっている僕も二面性を持つ端くれとして、彼女を同一路線上の遥か彼方をゆく、大スター・優木せつ菜として見ている節があります。

 

※遥か彼方で思い出しましたが、同好会では常に寝てるイメージの近江彼方も家では主婦顔負けの活躍をしているところも味がある二面性で好きです。彼方さんの二面性についてもどこかで語りたいなぁ。

 

脱線しました。すみません。話を戻しますが、彼女は同好会メンバーから見るとスクールアイドル(優木せつ菜)、虹ヶ咲の生徒から見ると(中川菜々)であり、立場が違えば全くの別人に映る訳ですね。さて、ここで僕は疑問を感じました。

 

あの子、ホントに二面性だけなのか?

 

同好会メンバーでもなく虹ヶ咲の生徒でもない別の誰かから見ると別の彼女の一面が”Hello, This is me”するんじゃないかと思うわけですね。

 

唐突ですが、以下は青字を除いてすべて戯言です。

実は我々の観測できないところで第三の、第四の彼女が存在するのではないのか?

いつも僕のキラキラ輝いて、大好きを届けているあの子は優木せつ菜じゃないのか?

現実にも優木せつ菜を体現されている方が二名(楠木ともりさん・林鼓子さん)いらっしゃいます。

優木せつ菜を演じる中川菜々もいますし、中川菜々を演じる優木せつ菜もいますし、優木せつ菜を演じる桜坂しずくもいます。

我々がそれぞれの大好きを尊重し、それぞれの大好きを熱く語り、心の中の優木せつ菜を解き放てば、そこから優木せつ菜の一面が咲き誇るのではないでしょうか?

はい、憶測、妄想、虚言の終了です。お付き合いいただきありがとうございます。

鼻で笑っていただけたらと思います。

 

さて、真面目な話に戻しますと優木せつ菜について楠木ともりさんが下記のようなコメントをされていました。(一部抜粋です。)

せつ菜は二面性があるといわれていますが、私の解釈ではスクールアイドルの優木せつ菜、生徒会長の中川菜々そして家での菜々という一人の女の子の三面があると考えています。*1

リアタイ時はここまでしっかりとご自身の優木せつ菜観を語って下さったことに感動した記憶があります。僕は6話の彼女のカミングアウトの際に「優木せつ菜」と「中川菜々」の融合を感じましたが、その前夜、彼女が母親に打ち明ける場面では楠木さんは三面を合わせた姿を演じられたようです。

 

母親の前での菜々さん。これは同好会メンバーでも知らざる、唯一菜々ママだけが知り得る彼女の一面です。いや、同好会メンバーも中川家にお泊りすればいいのか?妄想の余地が生まれます。

 

今回は二面性の代表格(と勝手に思っている)の優木せつなについて語りましたが、当然他の12人についても多面性を持つキャラクターとして描かれていますので、それにフォーカスして解釈や妄想を繰り広げるのも虹ヶ咲の楽しみではないでしょうか。

 

なんか、無性にアニガサキ2期6話を見たくなったのでこの辺でおしまいにします。

次回はボードの有無で二面性を生み出している天王寺瑠奈について記事を書きたいと思います。(書けたら書く)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

*1:アニガサキ最新話直前生放送2期6話